「日本の恐竜図鑑」
http://ameblo.jp/oldworld/entry-11146846480.html
が刊行されてから、ちょうど丸1年・・・。
その続刊となる
「日本の絶滅古生物図鑑」が築地書館より
自宅に見本が届きましたのでお知らせいたします。
今回の本も前著同様に化石ハンターの宇都宮聡さんとの共著となります。
前著の「日本の恐竜図鑑」はおもに日本国内で産出された恐竜にスポットを当てていますが、
今回は三葉虫、サンゴ、アンモナイトから哺乳類と幅広く、
大昔の日本に生き、絶滅した知られざる動物を紹介しています!
これら古代動物の大半は人類が誕生する前の日本に生息しており、
本書はいわば、有史以前の日本の歴史書、
もっと昔の日本史と言ってもいいでしょう!
日本で産出されたもっとも有名な古代動物は
ご存じ、ナウマンゾウでしょう。
長野県の野尻湖が有名ですが、日本各地で発見されており、
日本のどこにでもいるゾウだったようです。
前著同様、復元イラストだけでなく、標本や化石の写真も掲載しております!
そして世界に向けて日本を代表する古生物は・・・。
謎多き哺乳類「デスモスチルス」↑と
異形巻きアンモナイトの「ニッポニテス」↓でしょうか。
世界の中でも素晴らしい標本が得られているのはここ、日本です!
日本列島でもっとも古い化石は岐阜県高山市で発見された
コノドントと呼ばれる小さな歯化石。4億5000万年前のもの。
本書のイラストはその歯の持ち主の復元図。
化石ハンター宇都宮さんの化石採集記も
このページでは北海道で直径1mを超える巨大アンモナイトを
発掘した時の様子を書かれており、
化石のまつわるコラムも充実しております。
築地書館の「日本の絶滅古生物図鑑」のページ
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1453-8.html
にもサンプルページがありますのでご覧くださればと思います。
アマゾンでは2月1日に発売。
書店に並ぶのは2月5日あたりになりますので
是非、手に取っていただければを思います!
- 日本の絶滅古生物図鑑/宇都宮 聡
- ¥2,310
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