ギリシャ神話と小さなゾウ
ギリシャ神話にサイクロプス(キュクロプス)という単眼の巨人が登場する。神話によると神々によって解放されたこの怪物は卓越した鍛冶技術をもって、その見返りに主神ゼウスに雷霆(ケラウノス)海の神ポセイドンには三叉の銛(トライデント)冥府の神ハーデスには隠れ兜(アイドス・キュネエ)を造り、贈呈したという。...
View Article「マンガ古生物学」出るよ~!
「マンガ古生物学 ハルキゲニたんと行く地球生命5億年の旅」っていう本が出るよ~w1年ほど前に「ハルキゲニたんの古生物学入門」という読み物の古生代編と中生代編の2冊を出たんだけど、今度は古生代と中生代合わせて、マンガで出しちゃうよ!ここでおおまかな概要いっちゃうんだけど13話構成でさ~第1話は「ますは地球の歴史から」とりあえず、タイトルにある5億年の歴史の前の地球についてのざっくりとした話だ...
View Articleハルキゲニたん、ステゴサウルスを語る。
ハ~イ、ハルキゲニたんだよw今回はこの前発売された「マンガ古生物学」の9話で登場するステゴサウルスについて、「マンガ古生物」では顔を出すだけだったんでさ~、ここでステゴサウルスを詳しくやっちゃうね。...
View Articleハルキゲニたん、デボン紀の生物大量絶滅を語る。
イエ~イ!またまたハルキゲニたんだよw前回に引き続き、「マンガ古生物学」という本の補足的な内容をここでまたやっちゃうよぉ!...
View Articleハルキゲニたん、ティラノサウルスの羽毛について語る
再三に登場!!ハルキゲニたんだよw今回は思い切ってティラノサウルスについていっちゃうよ~ティラノサウルスは人気ナンバーワンで熱意のある支持者の多い恐竜だし、それだけにティラノサウルスに対して強い想いを馳せている人多いんでさ~ 「てめえみたいなヤツなんざ、ティラノサウルス語ってんじゃねえ~!」とか言われそうで怖いよ・・・...
View Articleハルキゲニたん、モササウルスを語る
夏はやっぱり海だね!ハルキゲニたんだよw今回は「モササウルス」という海生爬虫類について。まずは「モササウルス」って何?ってところからなんだけど、...
View Articleハルキゲニたん、白亜紀の海洋無酸素事変を語る。
いやぁ、毎日、暑い日が続くねぇ~こんだけ暑いと、立ち振る舞いがオッサンっぽくなっちゃうよね?ハルキゲニたんだよw というわけで、今回は地球の歴史のなかでももっとも暑かった時代の話をしちゃう!今なんて、まだまだ寒いくらいよw...
View Articleハルキゲニたん、厚歯二枚貝を語る。
ひさびさのハルキゲニたんだよwさてさて、これは絶滅した巨大ザメ「メガロドン」!あのホホジロザメの体格を何倍にも大型にした、伝説の強食者だよね。...
View Articleパンブデ・ルリ子、シリウスパセット動物群を語る
毎度っ!やないかwはじめましてやね。うち「パンブデ・ルリ子」っていうねんけどな、言いにくいと思うから、「ルリちゃん」って短く呼んでもらってもええで。...
View Articleハルキゲニたん、石炭紀を語る。その2
ヤッホ~(^o^)/ハルキゲニたんだよぉw 前回の「ハルキゲニたん、石炭紀を語る」 (6月27日)ではたくさんのコメントありがとねぇ~wコメント見て気づいたんだけどさ~石炭紀に植物化石(石炭)が多産される理由に当時、土中に埋もれた植物を分解する細菌があまりいなかったから、植物化石(石炭)が残りやすかったっていったじゃない?ここ細菌じゃなくて微生物ね...
View Article「日本の白亜紀・恐竜図鑑」刊行します!
ハルキゲニたんの・・・ お花がイッパーイ!というわけでさ~ちょっと、お知らせなんだけどさ~ 築地書館よりさ~、「日本の白亜紀・恐竜図鑑」という本が・・・出るです!まあ、タイトルどおりさ~、恐竜の多様性いちじるしい白亜紀という時代の日本が舞台の本だよ。で、なんであたしがこの本を出ることを告知してるかなんだけどさ~...
View Articleなぜ、竜脚形類はそんなに巨大だったのか
動物の生存において大きな体は身を守る上でも、またその相手を倒して捕食するにも何かとメリットは多い。過去の地球で動物が巨大化の方向へ進化する傾向が多いのは必然なのである。陸の世界限定で言えば、地球史上においてもっとも体を大きく成長させたのは恐竜のなかでも「竜脚形類」というグループだ!...
View Articleマンモス・ステップ~失われた野生王国
野生動物の王国といえば、どこを思い浮かべるかと言えば、アフリカ大陸東部のサバンナ地帯ではないだろうか。まばらに林立するアカシアの木とイネ科の植物で覆い尽くされた草原にアフリカゾウやキリン、シマウマ、そしてライオンやヒョウなどの様々な動物が暮らしている。...
View Article謎が残るデボン紀の生物大量絶滅
5億年前、カンブリア爆発という本格的な生物多様性が始まって以降の生物の歴史には「ビックファイブ」とよばれる5度の生物大量絶滅が起こったという。...
View Article暁の森林とデボン紀の生物大量絶滅
今から3億7200万年前に、8割ほどの生物種が絶滅したといわれている「デボン紀の生物大量絶滅」この生物大量絶滅はおもに海で起こったことで特徴づけられていることは前回の記事「謎が残るデボン紀の生物大量絶滅」で述べた。生物大量絶滅の原因については有力な説がなく、謎のベールに包まれているが、もしかするとデボン紀に初めて形成された森林という環境が大きく関係しているのかもしれない。...
View Article淡路島で化石採取!
化石を採りに化石ハンターの宇都宮氏と淡路島洲本市にある採石場に同行させてもらった。 なんでも、この採石場の土砂は関西国際空港の埋め立てに使われているんだとか。 それはさておき、この採石場に露出した地層は白亜紀の最後の時代。マーストリヒト期(7210万年~6600万年前)の地層である。マーストリヒト期に生息した恐竜ではティラノサウルス やトリケラトプス が有名であるが、...
View Article水没した大陸・ジーランディア
絶海の孤島であるニュージーランド。他の大陸から動物たちが足を踏み入れることなかったためその地域独特の生物相が広がる。 特に風変わりな鳥類が多く、ニュージーランドの国鳥にもなっているキーウィ や飛べなくなったオウムのカカポ 、飛べなくなったクイナのタカへ など、絶滅したものも含めれば、背丈が3mを超えるジャイアントモア...
View Article大陸を動かす大いなる力
大陸移動説でよく知られるドイツの気象学者「アルフレッド・ウェゲナー」彼の墓にはこう記されている。 「偉大なる気象学者。ここに眠る」大陸移動説を唱えた彼の最大の功績はここでは記されていなかったのである。1910年、ウェゲナーは世界地図を眺め、アフリカ西海岸線と南アメリカの東海岸線がとても似ていることを気にしていた。...
View Article和歌山のモササウルス
大陸で恐竜が闊歩していた中生代という時代。海洋ではクジラなどの大型海生動物がまだ存在していないこの時代に、クジラのような生態的地位にいたのが大型の海生爬虫類だ。...
View Articleハルキゲニたんの本が出るよ~w
おい~っす!ハルキゲニたんだよwまたまたご無沙汰でなんなんだけどさ~、お知らせにあがったよ~。 今まで何してたかというと本の執筆してて、とうとうあたしの本が出ることになったんだよね。それがこれなんだけど ミ★ハルキゲニたんの古生物学入門・古生代編ミ★ハルキゲニたんの古生物学入門・中生代編 なんと2冊同時に出しちゃうよ!...
View Articleアノマロカリスは容疑者なのか。
三葉虫エルラシアおおまかに5億年前の古生代・カンブリア紀に生息した三葉虫だ。カンブリア紀は大いに三葉虫が栄え、そのなかでもエルラシアの化石は多く産出される三葉虫のなかでもメジャーな種である。 数多く産出されるエルラシアの化石の中でも体が大きく損傷したものも知られており、何者かに捕食された痕跡ともいわれている。...
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