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ハルキゲニたん、石炭紀を語る。その2

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ヤッホ~(^o^)/
ハルキゲニたんだよぉw


ハルキゲニたん

前回の「ハルキゲニたん、石炭紀を語る」 (6月27日)では
たくさんのコメントありがとねぇ~w


コメント見て気づいたんだけどさ~

石炭紀に植物化石(石炭)が多産される理由に
当時、土中に埋もれた植物を分解する細菌があまりいなかったから、
植物化石(石炭)が残りやすかったっていったじゃない?


ここ細菌じゃなくて微生物ね ぐはっ><;やっちまった~

とりま、前回の記事は修正しといたよ。


まあ、植物を分解して酸素を消費する微生物が不十分だったってことでさ~
どんどん酸素濃度が高くなっちゃって、


まあコメントにもあったんだけどさ~

分解されないままの倒木がいっぱいあって、高酸素となっちゃうと
森林火災が起こったら・・・。

かなり燃える気満々の環境でヤバいことになっちゃうよね。これ!!


森林大火災

もう瞬く間に大森林が燃え上がっちゃって、
キィ~ギィ~とあちこちに断末魔のような鳴き声で
あぶり出される大量の巨大昆虫・・・!

あまりにもの地獄絵図っぷりに、もう失神しちゃいそうだよ!


あたしなんかもう、ソッコ~意識が薄れちゃって
現実逃避的に脳内でのどかなお花畑の風景がめぐっちゃいそうだよw


お花畑

まあ、それはさておき、
今回は石炭紀の生き物を紹介していくけどさ
かなり謎的なものが多くてカンブリア紀生物の奇妙奇天烈さに
ぜんぜん負けてないよ感じなんだよね。


とりま、さっさと石炭紀の不思議生物ちゃんたちをご紹介しちゃうよ!


★「コンヴェキシカリス」と「コンカヴィカリス」


コンヴェキカリス

これまた近未来のどっかの軍事施設で浮遊巡回してる
セキュリティーロボみたいなw
こいつに見つかっちゃったりなんかしたら、
赤い照明に変わって、サイレンなんかなったりして
思わず「しまった!」っていっちゃいそうw


まあさ~、
一つ目ってところでかなりのインパクトもあるんだけどさ~、
そこそこの捕食生物だったらしくて
こやつにターゲットにされちゃったら、その強い目力で硬直してしまいそうだよw



★「エタシスティス」と「エスクマシア」

エタシスティス

どちらも見たとおりの得体の知れない生き物ってことで、
「The H 」「The Y」って見たまんまつけられとるがな的に
ニックネームがつけられちゃっても仕方ないよねw


Hちゃんこと、エタシスティスは
クラゲなどの刺胞動物じゃなんかじゃないのっていわれているけど、
H型の体の脇にハート型の袋状の器官があってさ、そこに口が
あるとかないとかいわれとるよ。


そしてさ~、Yちゃんこと、エクスマシアは海底に固着生活をおくるイソギンチャクのような
生き物ではないかといわれとるね~。


まあ、いずれにしても、どっちもよくわからない生き物だぁ~って
ところが現状のようだね。



★ツリモンストラム


ツリモンストルム

なかなかスポットが当たらないマイナーどころの石炭紀の生き物なんだけどさ~
こいつはそこそこ知られた存在だよね?

見てのとおり、カンブリア紀のバージェス動物群とソッコ~馴染んじゃいそうなお姿で
どう見たって生きている時代まちがえたでしょってツッコミいれちゃいそうだよw


見てのとおり、体の前が長く伸びて、その先端に口とハサミがちょこっとあって、
これで小さな獲物を捕まえて食べてたようね。

まあこれもまったく得体のしれない生き物だけど、ゾウクラゲに近い生き物なんでないって
いわれとるよ。
ゾウクラゲってクラゲの仲間じゃなくて、貝の仲間になるのかな。
貝殻はないけど、流氷の天使とかいわれてる「クリオネ」をイメージしてもらえれば
だいたいオーケーな感じだよ。


まあ、あれやこれやいっちゃったけど、
ツリモンストラムがゾウクラゲに近い生き物っていうのも定かでないからw


さてさて、
石炭紀でとにかくはずしちゃイケナイのがさ~


サメとかギンザメの仲間!

まとめていっちゃうと軟骨魚類なんだけどさ~

石炭紀の前の時代、「デボン紀」は「魚の時代」っていってたじゃない?
デボン紀に栄えた魚たちが絶滅しちゃって、
その穴埋め的にサメやギンザメの仲間がどんどん生態的地位に定着していって
とにかく石炭紀の海はこやつらのいろんな姿が見られたんだよ。


その多様性は半端なくてさ、
石炭紀の魚の7割はこやつらの仲間なんでない?って
言われているくらいだよ。

とりま、サメやギンザメ仲間なのにそれしからぬ奴らを
ザザザ~っと紹介していくよ~!


★ベラントセア


ベラントセア

海の底でじっとしてるようなタイプ?あんま速く泳ぎそうになさそうだけど、
歯が丸くて、硬いものを砕くのに適していたみたい。
貝とかの殻を砕いて食べてたんだろうね~。


★エキノキマエラ

エキノキマエラ

派手にトゲトゲで身を守りますよ的なほかにもよくいるようなあるあるタイプw


★イニオプテリクス


イニオプテリクス

さらに派手に、翼までつけちゃいました的なやつw
トビウオのように空を飛んだかは不明で、ただの飾りだけのやつかもw
とにかく目立ちたがり屋が多かったのかもねw


★デルフィオドントス


デルフィオドントス
逆になにもかも捨てて、オタマジャクシ型にスッキリしちゃったヤツw


★ハーパゴフツトア


ハーパゴフツトア

ウナギに鹿の角をつけたようなまるでファンタジー世界に登場しそうなやつw
神獣とか聖獣とかいわれそうだよねw


まあ、この角がない個体もいるらしくてさ~
オスにだけみられる特徴で、交尾する際にメスの体にくっつくために
とか、メスを惹きつけるためにとか性的なものに使われたって

話が濃厚みたいだよ。


★ステタカンタス


ステタカンタス

そこそこ知られた古生物だけど、第一背ビレが無駄に発達w



背ビレは泳ぎを安定させるためにあるけど、
ここまでくると、それを完全に放棄しちゃってるでしょって感じだよねw

これもオスに見られるものとか言われてるけど、
やはりメスを惹きつけるための性的なものなのかな。


まあ、こんな感じで、性的アピール的なものも相まって、
自己主張が強くてさ~個性派ぞろいのサメばっかりだよね~。


石炭紀の海はかなりシャークバブリーな世界って感じ?

石炭紀は巨大昆虫のイメージが強いけど、
石炭紀をひとことで言うと「サメの時代」って言われているほどだよ。


ハルキゲニたん

さてさて
次回は古生代ペルム紀にいっちゃうよ~!
ヨロシクw!



「日本の白亜紀・恐竜図鑑」刊行します!

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ハルキゲニたん

ハルキゲニたんの・・・

ハルキゲニたん、お花がいっぱい2


お花がイッパーイ!


というわけでさ~

ちょっと、お知らせなんだけどさ~


日本の白亜紀・恐竜図鑑


築地書館よりさ~、
「日本の白亜紀・恐竜図鑑」という本が・・・


出るです!


まあ、タイトルどおりさ~、

恐竜の多様性いちじるしい白亜紀という時代の

日本が舞台の本だよ。


で、

なんであたしがこの本を出ることを告知してるかなんだけどさ~


日本の白亜紀・恐竜図鑑


この本の基礎古生物講座っていうコーナーがあってさ、

そこにあたしが登場するです!!


世も末だと思わないでねw


化石とは何?、恐竜とは何?っていう

まあ、初歩的な話をさせてもらうよw

そんでさ

この本のメインの流れなんだけどさ~


日本の白亜紀・恐竜図鑑

このようにド~ンっと

見開きのイラストから始まる感じ。

これは和歌山のモササウルス類の話で

モササウルスの死骸に深海ザメがたかってる様子を描いてるものだね~


今でもクジラの死骸に深海生物がわんさか集まって、

一つの生態系ができあがっちゃってるみたいなことがあるじゃない?


当時はクジラはまだ現れていなかったからさ~

モササウルスやクビナガリュウがそれの代わりになってたみたいなんだよね。

「竜骨生物群集」なんていわれとるよ


日本の白亜紀・恐竜図鑑


そして次のページをめくると

本文やら化石の写真が盛りだくさん掲載されとる感じだよ


こういう流れで

北は北海道から、南は鹿児島まで

白亜紀当時のお話をしていく感じの本になってるよ。


ハルキゲニたん


8月5日あたりに

この本が出る感じなんでさ~

よろしくね~w


日本の白亜紀・恐竜図鑑/宇都宮 聡
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なぜ、竜脚形類はそんなに巨大だったのか

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動物の生存において

大きな体は身を守る上でも、またその相手を倒して捕食するにも

何かとメリットは多い。


過去の地球で動物が巨大化の方向へ進化する傾向が多いのは必然なのである。


陸の世界限定で言えば、地球史上においてもっとも体を大きく成長させたのは
恐竜のなかでも「竜脚形類」というグループだ!


カミナリ竜

あまりにも巨体がゆえに、その足音は雷鳴のごとく轟いただろうと
昔は「カミナリ竜」とも言われていた。


カミナリ竜とよばれた竜脚形類の代表的なものを紹介しよう。


ディプロドクス


ディプロドクス

分類  :恐竜・竜脚形類
生息年代:ジュラ紀後期
生息地 :北アメリカ
全長  :20~35mほど
他の竜脚形類に比べて体形は華奢で特に尾はきわめて長いのが特徴。
尾をムチのように振って、敵を寄せ付けないように護身用に使われたと見られる


ブラキオサウルス


ブラキオサウルス

分類  :恐竜・竜脚形類
生息年代:ジュラ紀後期
生息地 :北アメリカ
全長  :25mほど
前足が後足よりも長いため、肩から尾に向かって傾斜する。
そのため、頭が高い位置にあり、高い場所の植物を食べていた。


マメンチサウルス


マメンチサウルス

分類  :恐竜・竜脚形類
生息年代:ジュラ紀後期
生息地 :アジア
全長  :20~35mほど
体の半分以上を占める極端に長い首をもつ。体をあまり移動させずに、
首の動きだけで広範囲の植物を食べるための適応とみられる。


30mを超えるような動物は現在にも海洋にシロナガスクジラ が知られるが、
地球の重力をモロに受ける陸上において、これだけ体を大きくさせた動物は
他の時代でまず見ることはない。


「竜脚形類」が全時代のあらゆる巨大動物を抜きん出て、
体を大きくできたのは
その「素質」があったからなのだ。


その素質とは・・・。


鳥類がもつ「気嚢システム」である!

気嚢システムとは鳥のもつ呼吸器官のことで、
これは
息を吸って新鮮な空気を肺に送り込み、息を吐いて肺から古い空気を出す
私たちの呼吸器官とはまったく別次元といっていいほど違う構造をしている。


鳥の気嚢のしくみ

鳥の肺の前後には気嚢とよばれる袋があり、
息を吸ったときに
肺と後ろの気嚢に新鮮な空気がながれ、
息を吐くときは
肺から古い空気が送り込まれた前の気嚢がその古い空気を吐き出し、
それと同時に後ろの気嚢にたまっていた新鮮な空気が肺に送られる。


つまり、息を吐いても吸っても、
常に肺には新鮮な空気が途切れなく供給され続けるということになる。


これによって鳥は空気の薄い高空でも、羽ばたき飛行という激しい運動にも
絶えうることができ、
また気嚢という袋によって飛行に欠かせない体の軽量化に大きく貢献できているのだ。


この気嚢システムは
鳥類はもちろんのこと、肉食恐竜などが含む獣脚類、そして竜脚形類にも
この器官があったことは確認されており、
少なくとも獣脚類と竜脚形類を含む「竜盤類恐竜」にはこの気嚢があったといわれている。


竜脚形類の気嚢

竜脚形類のような巨体を維持するにはそれなりのエネルギーが必要となるが、
気嚢システムによるこの効率的な呼吸によって巨体を維持できるようになり、
この気嚢という袋によって
風船が詰まったような体になるため、その30mを越す巨体ながら体重はそこそこ軽く
十分に体を支えることができたと考えられる。


ディプロドクスの体重は10~40トンと推定されているが
下手をするとアフリカゾウ (体重6~7トン)を下回ることもありえなくもない。


またこれだけ巨体であれば、体に熱がこもり体温が上がってしまうという問題も出てくるが
気嚢でおかげで、体内にたくさんの空気が入ることによって
体の外だけでなく、体の中でも熱を発散できるなどと、
竜脚形類が巨大化できる条件はよりどりみどりだったようだ。



マンモス・ステップ~失われた野生王国

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野生動物の王国といえば、どこを思い浮かべるかと言えば、
アフリカ大陸東部のサバンナ地帯ではないだろうか。


まばらに林立するアカシアの木とイネ科の植物で覆い尽くされた草原に
アフリカゾウやキリン、シマウマ、そしてライオンやヒョウなどの
様々な動物が暮らしている。

アフリカサバンナの動物

いずれも他の場所とくらべて、明らかに大型な陸獣が勢揃いしている
野生の王国だ。


この野生の王国を育んできているのは
大地を覆い尽くすほどのイネ科植物、一般的に「草」とよばれる植物の
繁茂によるところが大きい。


大量のエサを必要とするゾウやウシ科などの大型草食獣たちの食料資源として
まかなえることができたのはこのイネ科植物でなのだ。


イネ科植物は他の植物とちがい、成長点が根(の近く)にあることである。
他の植物は成長点が茎の先端にあり、そこを動物たちに食べられてしまうと、
再生することはない。

しかし、イネ科の植物は成長点が根の近くにあるため、
根さえ残っていれば、いくらでも再生ができ、
大型草食獣によって根こそぎ食い尽くされることはないというわけである。


植物の成長点


実は大昔にも別の場所でこのアフリカサバンナのような野生の王国が
存在していたという!


それは意外なことに、地球史上もっとも寒さの厳しい
2万年前ほどの氷河期、ユーラシラ北部や北アメリカの北極圏に近い場所なのだ。

もっとも気温の低い時代の高緯度地域という極寒の地である。


現在、この場所は氷河期にくらべて温暖(それでもかなり寒い)であるものの
地面にコケや地衣類が生える程度の植物がほどんど育成していない
不毛なツンドラ地帯である。

このような場所で
かつてアフリカサバンナのような大草原が広がり、大型草食獣が闊歩する世界が
あったことは、にわかに信じがたいことであるが、
たしかにそこにはアフリカサバンナの動物に引けをとらない大物が数多く生きていた。


マンモスステップのマンモスたち

まず挙げれる代表的なものはケナガマンモス だろう。


シベリアの永久凍土で氷漬けとなった「マンモス」のミイラがよく発掘されるが、
その胃には内容物にはたくさんの草が残っている。

食事の9割はイネ科植物を食べていたようだ。


ケナガマンモスはユーラシア大陸から北アメリカに広く分布し、
これらの地域にケナガマンモスの食事をまかなう大草原

あったことはたしかなようである。


このようにユーラシア大陸から北アメリカ大陸までにいたる広大な草原を
「マンモス・ステップ」とよばれている。



マンモスステップの草食獣

このマンモスステップには他にも
寒冷適応のためか長い毛で覆われたサイ「コエロドンタ」
サイの仲間でももっとも大型だったは「エラスモテリウム」
伝説上の神獣ユニコーンともいわれるほど、頭頂部に2mもあったと推測される
巨大な角をもっていた。


また
シカの仲間である「オオツノジカ」 のオスは差し渡し3、5mもという立派な角を
もっており、シカのように毎年、その巨大な角が抜け落ちては生え変わるという。
重さ40kgもあるといわれるこの骨の塊を毎年つくるほどの栄養を与えてくれる
環境がそこにはあったのだ!


そして
これらの大型草食獣を獲物としていた肉食獣はもっと強烈だ。

ユーラシア大陸には「ドウクツライオン」 そして北アメリカに渡ったその子孫である
「アメリカライオン」 は史上最大のネコ科動物といわれ、

現在にいるアフリカのライオンよりもずっと大型だった。


マンモスステップの肉食獣

忘れてはならないのがサーベルタイガーといわれている「スミロドン」 の存在だ。

長さ20cmを超える長大な犬歯に目がいくが、後足よりも前足が長く頑強で、
大きさはライオンと変わらないものの体重は2倍近くあったといわれている。


走ることに不向きで機動力はないものの、パワー押しの格闘タイプのネコ科動物
であり、大型草食獣をターゲットとした典型的な捕食者だったようだ。


ほかにも「ショートフェイスベア」 という後足で立ち上がると3mをゆうに超える
史上最大級のクマや現在のハイイロオオカミよりも大型のダイアオオカミ は、
ハイエナのように骨をも噛み砕く強力なアゴの持ち主だったといわれている。


さて、
こうした野生王国も長くは続かなかった
1万4000年前になると地球規模で気温が上昇し、平均気温が7℃も跳ね上がった。
これで氷河期が終わり、現在のようなジメジメとした湿潤なツンドラ気候へと変わり、
積雪も増えるようになってきた。


寒さと乾燥に強かったマンモスステップのイネ科植物は次第に姿を消し、
カバやハンノキといった低木やコケ類などのツンドラ植物へと植生が変わっていったのだ。


気候の変化にダイレクトに示す植生の変化は
イネ科植物をエサとしてきた大型草食獣の食糧不足を招き、

生存の窮地に追われたのはいうまでもなく、
それを獲物とする強力な肉食動物もしだいに姿を見せなくなり、
失われた野生の王国となってしまったようだ。



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「すごい古代生物」本、出ます。

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さっそくですが、


キノブックスより、


「すごい古代生物 ようこそ、奇跡のもしも動物園へ


というタイトルの本を出ます!

特設サイトがありますのでご覧ください。


すごい古代生物1


本のタイトルどおりなんですが、

もしも、絶滅した古代動物が生き残っていて、動物園で飼育することとなったら・・・

という内容です。



すごい古代生物2


すごい古代生物3


古生代や中生代の古代生物が登場していますが、

動物園で飼育っていうのがひとつのテーマになってるので、

新生代の古代哺乳類が多めなっています。

12月23日から発売となりますので

どうぞよろしくお願いします!


すごい古代生物 ようこそ、奇跡の「もしも動物園」へ/川崎悟司
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謎が残るデボン紀の生物大量絶滅

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5億年前、カンブリア爆発という本格的な生物多様性が始まって以降の
生物の歴史には
「ビックファイブ」とよばれる5度の生物大量絶滅が起こったという。


巨大隕石の衝突

6600万年前に起こった5回目の生物大量絶滅は
巨大隕石衝突がきっかけで、鳥類を除く恐竜やアンモナイトが絶滅したという
白亜紀末の生物大量絶滅は
ビックファイブのうちでは、もっとも有名だろう。



生物が短期間で多くが絶滅する原因については
巨大隕石の衝突や地球規模の火山活動などを引き金に
急激な環境変化が生じ、それに生物が適応できずに絶滅する
といったものだ。


しかし、
何がきっかけで多くの生物が絶滅したのか
いまだ納得のいく説がないのが、
2回目の生物大量絶滅、


「デボン紀後期の大量絶滅」である。


今から3億7200万年前に、8割ほどの生物種が絶滅したと
いわれているが、これといって、大量絶滅を引き起こすような
イベントは起こっていない。


たしかに、この頃に隕石の衝突があり、今でもクレーター(衝突跡)は
残っているものの、そのクレーターはスウェーデンにある
直径は50kmの「シャン・クレーター」
白亜紀末の生物大量絶滅を引き起こした
巨大隕石の衝突跡であるユカタン半島のチチュルブ・クレーターは
直径160kmにもなり、
やはりデボン紀に落ちた隕石はくらべて小さく、
生物大量絶滅の引き金になりうるほどの
破壊力はなかっただろう。


さて、デボン紀の生物大量絶滅には、ちょっとした特徴がある。


デボン紀の海の王者

デボン紀という時代は「魚の時代」といわれるほど、魚類が大繁栄し、
サメの登場やイクチオステガなどの陸生の脊椎動物が現れるなど、
大躍進の時代であるが、


イクチオステガ

魚類の「板皮類」や「棘魚類」では
海に住む種類と湖や川などの淡水域に住む種類とで
絶滅率に明確な差があったようだ。


板皮類では海に住む種の65%が絶滅しているのに対して
淡水に住む種は23%程度。


海に住む棘魚類は特に深刻で、87%も絶滅している。
しかし淡水に住む種は30%程度にとどまっているという。


板皮類と棘魚類の絶滅率

いずれも海生種に深刻なダメージを与えていることが窺えるわけだが、
魚類に限らず、デボン紀には節足動物など陸の生き物より、
三葉虫や、腕足類、サンゴなど、海の生き物が絶滅が顕著に出ており、
デボン紀の生物大量絶滅は海の中で主に起こったことがひとつの特徴だ。



また興味深いデータがもう一つあって、


腕足類という二枚貝に似た生き物では
赤道近くといった低緯度の熱帯の海に住む種類は91%と壊滅的なのに対して
高緯度の冷たい海に住む種類は27%にとどまっている。


腕足類の絶滅率

この絶滅率の差から
大規模な寒冷化が起こったものと考えられる。


海水温が下がるとすると高緯度の生息していた腕足類は
低緯度の海域に移動すれば、生き長らえるが、
低緯度の熱帯の海に棲んでいた腕足類は逃げ場がなく、
多くが絶滅するということである。


しかし、デボン紀の生物が大量に絶滅した時期に
今の南極のような大規模な寒冷化によってできる
発達した氷床の痕跡は今のところ見当たらず、
デボン紀の生物大量絶滅の原因について

確実にいえることはないようだ。


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暁の森林とデボン紀の生物大量絶滅

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今から3億7200万年前に、8割ほどの生物種が絶滅したと
いわれている


「デボン紀の生物大量絶滅」


この生物大量絶滅は
おもに海で起こったことで特徴づけられていることは

前回の記事


「謎が残るデボン紀の生物大量絶滅」


で述べた。


生物大量絶滅の原因については有力な説がなく、
謎のベールに包まれているが、


もしかすると
デボン紀に初めて形成された森林という環境が
大きく関係しているのかもしれない。


アーケオプテルス

デボン紀ではアーケオプテリス という
「木」と呼べるレベルの陸生植物が初めて現れて繁茂し、
荒涼としていた大地を覆って森林という環境をつくったようだ。


森林の形成

森林という環境はサンゴ礁に次ぐ生物多様性の場である。


地球に初めて「緑」を彩ったデボン紀という時代に
陸地では昆虫などのさまざまな節足動物が生息し、
イクチオステガ などはじめて脊椎動物が上陸を果たした。


デボン紀の陸生生物

生物多様な森林に流れる川はたくさんの栄養素がもたらされ、
海へと注いでいく・・・。


そして、海は高い水準の養分で満たされる

それは海の生物たちにとって良いことのように思えるが、
実はそうではない。


養分の高い海ではプランクトンなどが大増殖し、
酸素を速いペースで消費してしまい無酸素水塊をつくることが
あるようだ。今でいうと「赤潮」や「アオコ」がその例だろう。


海洋の無酸素

デボン紀後期の海洋には酸素が欠乏する時期が何度かあり、
魚や貝などの海洋生物に深刻なダメージを与え、
多様性低下に影響があったことは間違いないだろう。


このデボン紀の生物大量絶滅以外の
他の生物大量絶滅期が4回ほど起きているが、
いずれも巨大隕石衝突や大規模な火山活動という天変地異が一因といわれている。


そのなかで
森林という新しい環境ができ、陸での生物多様性が生まれたことが
海の生態系バランスが崩す結果となった


デボン紀の生物大量絶滅はその枠から逸脱した絶滅期だったのかもしれない。


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淡路島で化石採取!

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化石を採りに
化石ハンターの宇都宮氏と淡路島洲本市にある採石場に同行させてもらった。


淡路島洲本市の採石場

なんでも、この採石場の土砂は関西国際空港の埋め立てに
使われているんだとか。


淡路島洲本市の採石場2

それはさておき、
この採石場に露出した地層は
白亜紀の最後の時代。

マーストリヒト期(7210万年~6600万年前)の地層である。


マーストリヒト期に生息した恐竜では
ティラノサウルストリケラトプス が有名であるが、


ランベオサウルス

淡路島のこの採石場は当時は海であった海成層ではあるものの、
2004年に植物食恐竜ランベオサウルス の仲間が発見されている。
おそらく、死体が海に流れ着いたものなのだろうといわれている。


さて、



淡路島の異常巻きアンモナイト

淡路島といえば、ディディモセラスプラビトセラス など
異常巻きアンモナイトの産地として知られているが、


この採石場では
ノストセラスソレノセラス という異常巻きアンモナイトが
採れるようだ。


ノストセラスの化石と復元画


1時間もしないうちに宇都宮氏がノストセラスを見つける。


ソレノセラスの化石と復元画

その後、さらにソレノセラスや二枚貝のイノセラムスなど
続々と採取していく。


ノジュール

これはノジュールから殻の一部を出しているソレノセラス。


このノジュールと呼ばれる丸い石には
かなりの高い確率で化石が入っているという。
宇都宮氏いわく、その確率は2割だ!


この石をハンマーで真っ二つに割れば、
中からアンモナイトやエビなどの化石が出てくる。


ノジュールのでき方

それでは
なぜ、ノジュールの中から化石がよく含まれているのか。

アンモナイトや貝、エビなどは死後に土砂に埋もれて
化石になるわけだが、その過程のなかで
炭酸カルシウムなどの殻の成分が放射状に体の外へ出ていき、
放出されたその成分が他よりも早い段階で固まって、
硬く丸い石、ノジュールになるそうだ。


私が見つけた化石

私も最後にかなりクラッシュしているものの、
ソレノセラスと小さなノストセラスの
化石を見つけることができた。


日本の白亜紀・恐竜図鑑/宇都宮 聡
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日本各地の白亜紀の化石産地を描いた

化石ハンター、宇都宮氏との共著です。



水没した大陸・ジーランディア

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絶海の孤島であるニュージーランド


他の大陸から動物たちが足を踏み入れることなかったため
その地域独特の生物相が広がる。


ニュージーランドの鳥たち

特に風変わりな鳥類が多く、
ニュージーランドの国鳥にもなっているキーウィ
飛べなくなったオウムのカカポ

飛べなくなったクイナのタカへ など、


絶滅したものも含めれば、背丈が3mを超える
ジャイアントモア
猫1匹で絶滅させられたという逸話をもつ
スチーフンイワサザイなどが知られる。


これらニュージーランドの独特な鳥たちは
いずれも空を飛ぶことができない鳥たちで、
地を這う獣のような暮らしぶりをしているのは
ここが哺乳類のまったく存在しない場所であるためである。


鳥類の最大の天敵といわれる哺乳類がいない場所は
まさに鳥類たちの聖域といえ、
空を飛んで逃げる必要もなく、
進化の過程で翼を退化させていったのだろう。


さて、そもそもニュージーランドに
哺乳類がなぜ、存在しなかったのだろうか。

ニュージーランドは恐竜時代に
アフリカや南アメリカ、オーストラリアなど大陸が陸続きとなっていた
広大なゴンドワナ大陸の一部であった。


ゴンドワナ大陸

やがて、このゴンドワナ大陸が分裂をして各大陸に分かれ、
ニュージーランドも8500万年~6000万年前に、
オーストラリア大陸とともにゴンドワナ大陸から分裂した。


分裂したゴンドワナ大陸

ゴンドワナ大陸があった時代に哺乳類たちが
ニュージーランドに渡った機会は十分にあり、
実際にニュージーランドから哺乳類の化石も発見されているようだ。


さて、ニュージーランドの哺乳類たちはどこへ消えたのか。


実は、
今のニュージーランドは
水没した大陸の一部であるのだという!


その大陸は「ジーランディア」とよばれる
面積350万km2(日本国土の9倍)の広さを持つ大陸なのだ。


ジーランディア大陸

およそ2400万年前、このジーランディア大陸が地殻変動により、
海面下に水没し、その地に生息する哺乳類をはじめ、
すべての陸生動植物が一掃されるという大絶滅が起きたという!


その後、この大陸の一部が隆起したのが
今のニュージーランドらしい。


生き物のいない空白となったニュージーランドに
植物の種子が風に乗り、爬虫類が漂流し、
そして空を飛ぶ鳥たちが渡り、
この地に定着して、
新たな生物相が生まれたという。


キーウィやジャイアントモアなどの奇妙な鳥たちは
この頃に始まった生物相の動物だったようだ。



★ちなみにニュージーランド(New Zealand)という国の名前の由来。
名前の意味は「新しい海の土地」
ラテン語でノバ・ジーランディア(Nova Zeelandia)
英語ではニューシーランド(New sealand)となるが、
イギリス人のジェームス・クックは直訳せずに
ニュージーランドと呼んだ。


キーウィ No.3084/HANSA
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大陸を動かす大いなる力

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大陸移動説でよく知られる
ドイツの気象学者

「アルフレッド・ウェゲナー」


彼の墓にはこう記されている。


ウェゲナーの墓

「偉大なる気象学者。ここに眠る」


大陸移動説を唱えた彼の最大の功績は
ここでは記されていなかったのである。


1910年、
ウェゲナーは世界地図を眺め、
アフリカ西海岸線と南アメリカの東海岸線が
とても似ていることを気にしていた。


アフリカ西海岸と南アメリカ東海岸

これがきっかけで、
もともとアフリカ大陸と南アメリカ大陸は同じ大陸で、
これが分離して移動し、その間に大西洋ができたという
「大陸移動説」を主張したという。


それからというもの、
ウェゲナーは地質学や古生物学の資料のもとに
大陸が移動するという事実を示すいくつも根拠を挙げた。


グロッソプテルス

その一つに知られるのは
グロッソプテルス という植物化石が
南アメリカ、アフリカ、インド、オーストラリアと
海を隔てた離れた地域に産出される。


現生の生き物でも
海を渡るはずもないミミズやカタツムリのある種は
大西洋を隔てて分布するなど、

このような生き物の不思議な隔離分布は
大陸移動によって説明できるというものだ!


しかし、
ウェゲナーの大陸移動説で説明できないひとつの弱点があったという。


それは大陸を動かすほどの大いなる力は何かである。


謎の大いなる力

これについて、ウェゲナーは説明できず、
大陸移動説は世間に受け入れられなかったという。


彼はその大陸を動かす大いなる力の答えを求めて旅立ち、
グリーンランド探査の先で死去したという。



・・・・・・
「大陸移動説を引き継ぐ者」


ごく少数であった大陸移動説の支持者、
イギリスの地質学者アーサー・ホームズは
大陸を動かす大いなる力は
地球内部の熱による対流であると主張した。


これが後のマントル対流説と呼ばれるものだ。


マントルとは地球を覆う地殻の下にある
地下100~3000kmほどまでにおよぶ、
岩石の層である。


マントル対流

今や地震波の観測データからマントル内部には
熱い部分と冷たい部分があることがわかっているが、
熱い部分は膨張して軽くなり、マントル内部で上昇。
逆に冷たい部分は重くなって沈んでいく・・・


この一連の動きによって、マントル内部に
大きな対流が起こっているようだ。


ということは、
マントルの上にある大陸は
マントルの対流にのって、少しずつ動いているというわけである。


今ではウェゲナーの大陸移動説は
揺るぎない定説となって広く受け入れられている。



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和歌山のモササウルス

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大陸で恐竜が闊歩していた中生代という時代。


海洋では
クジラなどの大型海生動物が
まだ存在していないこの時代に、
クジラのような生態的地位にいたのが
大型の海生爬虫類だ。


海生爬虫類

大型の海生爬虫類には
「クビナガ竜」「魚竜」がいるが、
中生代の最後の時代「白亜紀」の中頃になると
衰退の一途をたどっていった。


なかでも魚竜はその後、その姿を見ることはなかったという。

クビナガ竜の衰退と魚竜の絶滅は
1億2000万年前に起きた
中部太平洋の海洋底で地球史上最大ともいわれる火山活動
にともなう海洋生態系の崩壊、
主食であったイカなどの激減が
大きく影響したと言われている。


しかし
大型海洋爬虫類たちの時代は
これによって終焉をむかえることはなかった!


クビナガ竜の衰退と魚竜の絶滅


衰退していくクビナガ竜、絶滅した魚竜の
生態系の空白を埋めるように
新たに登場した大型海洋爬虫類が

「モササウルス」の仲間である!



モササウルス

モササウルス類は現在にもいるトカゲの仲間になり、
オオトカゲ にきわめて近い爬虫類である。



アイギアロサウルス

モササウルス類の直接的な祖先は
白亜紀中期のヨーロッパに生息していた
アイギアロサウルス と言われている。

貧弱ながらも陸を歩くだけの四肢は持っており、

おそらく、陸地で敵が現れると、その逃げ場の海に
飛び込んでやり過ごすのが常套手段だっただろう。


やがてこれらのオオトカゲたちが海生適応していくわけである。


モササウルスの仲間は
全長17mを超えるものがいる大海竜ような風貌で、
好戦的かつ、貪欲な捕食者であったといわれている!

モササウルス類の中でも
尖った鼻先で特徴づけられるティロサウルス
10m級の大型モササウルスだが、
明らかに闘争で受けた傷を手足に残している。
おそらく仲間同士の闘争に明け暮れた日常だったのかもしれない。


捕食するモササウルス

また食性ついては
アンモナイトの化石にモササウルスの噛み痕が残されていることは
よく聞く話だが、
なにも獲物はアンモナイトに限ったことではない。

ティロサウルスの胃の内容物には
海生鳥類の
ヘスペロルニス 、ウミガメやサメ、
そしてクビナガ竜のプレシオサウルス類や
同類である小型のモササウルスまで、
多岐にわたり、動くものなら、なんでも丸呑みにするという
貪欲さがここでうかがい知ることができる。


モササウルス類は当時、
海進によって、ほとんどが海中に没したヨーロッパ
で現れ、その後、世界じゅうの海洋へ分布を広げがっていくわけだが、

国内でもモササウルス類の化石がいくつも報告されている。


北海道のエゾミカサリュウのほか、大阪府ではプログナソドンと思われるモササウルス。

そして
和歌山有田川町で発見されたモササウルスの化石は
連続した脊椎骨(背骨)に足ヒレ、まとまった頭骨など
国内で発見された完全に近い骨格がそろっていることで
注目を浴びている。


竜骨生物群集

この和歌山モササウルスの化石にはツノザメやシロザメなどの
大量のサメの歯が残されていたという。

これはおそらく、
死骸となった和歌山モササウルスが、深い海の底に沈み、
そこでサメなどの様々な生物が群がり、その死肉をあさっていたと
いわれている。


現在でもクジラのような死骸が深海底に横たわり、
そこにサメやゾンビワーム、ホネクイムシなどの独特な深海生物が
群がり、ひとつの生態系が生まれることがある。
「鯨骨生物群集」と呼ばれるものだが、

このような生態系が恐竜のいた時代の海洋にも
クジラに代わって大型海生爬虫類の死骸に群がる
「竜骨生物群集」というものがあったのかもしれない。



和歌山モササウルス


というわけで、
この和歌山モササウルスについてお知らせです


2016年5月7日12時45分~


和歌山県立自然博物館で


談話会「モササウルスについて語り合おう」

を開催します。
パネリストとして登壇しますので、よろしくおねがいします。



参加申込・お問い合わせはお電話で
和歌山県立自然博物館 073-483-1777
まで。


談話会の定員は60名で電話申込み先着順です。

当日、飛び入りで参加はできませんのでご注意ください

ハルキゲニたんの本が出るよ~w

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おい~っす!

ハルキゲニたんだよw

またまたご無沙汰でなんなんだけどさ~、
お知らせにあがったよ~。

 

今まで何してたかというと
本の執筆してて、
とうとうあたしの本が出ることになったんだよね。

それがこれなんだけど

 

ミ★ハルキゲニたんの古生物学入門・古生代編

ミ★ハルキゲニたんの古生物学入門・中生代編

 

なんと2冊同時に出しちゃうよ!

 

まあ、本当はさ~
古生代、中生代、新生代をまとめて
1冊で出す予定だったんだけどさ~

おもいのほか書くべき内容が多すぎちゃってさ~
なにも考えずに書き綴っていった文字原稿が、
1冊分を超えてしまっちゃって、そこにイラストも
入るとなると、
とてもじゃないけど1冊じゃ、入りきれない
ってなっちゃってさ~、
2冊に分けて、出すことになったわけなんだけど、
それでもムリでしょっ!て話で、
新生代はごっそりとカットして
古生代編・中生代編の2冊でってなったわけだよ。

 

まあ、それはさておき、
内容なんだけどさ~

このページは地球が全部が凍結してしまったところの
話かな。その後に古生代という時代がはじまるんだけど、

 

古生代編は
海から陸へ、そして空へと生息域を伸ばしいく
生き物の挑戦がおもな話で、
いろんな生き物のグループが台頭したり、
衰退したりといった話なんだけど


中生代編では
とうとう恐竜という勝ち組が現れて、
恐竜が中心となる話になるんだよね。

 

まあそんな話をイラストをまじえて
2冊でつらつらと書き綴っているわけなんだけど、

話に登場する古生物たちも
図鑑形式で掲載したページもちゃんとあるよ~

またまた
古生代、中生代と盛りだくさんの話だから、
語り漏らしたりしちゃってるからさ~


「あの麻呂・カリスン」という

草食男子系なアノマロカリスが
コラムという形で
補足してくれちゃっているから、
もう完璧さw

 

というわけで、4月末あたりから

本屋に並ぶと思うんでさ~、
よろしくね~w

 

 

 

 

アマゾンでは4月28日発売となってるのだ。

アノマロカリスは容疑者なのか。

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三葉虫エルラシア

おおまかに5億年前の古生代・カンブリア紀に生息した三葉虫だ。

カンブリア紀は大いに三葉虫が栄え、そのなかでもエルラシアの化石は

多く産出される三葉虫のなかでもメジャーな種である。

 

数多く産出されるエルラシアの化石の中でも

体が大きく損傷したものも知られており、

何者かに捕食された痕跡ともいわれている。

 

この容疑者とされるものは、

当時の10cm以下の動物がほとんどのなか、

メートル級の巨体を有する圧倒的強食者、

 

 

アノマロカリスだ!!

 

三葉虫の硬い殻を噛み砕くほどの捕食者は

アノマロカリス以外に候補がいないというわけだ。

 

しかし、答えはそう単純でもない。

 

実はエルラシアなどの三葉虫の殻は炭酸カルシウムで、

できている。

エビやカニのような甲殻類のように見える三葉虫だが、

その殻はエビやカニなどのキチン質の殻でなく、

アサリやシジミなどの貝殻と同じ成分なのである。

 

つまり、三葉虫の殻は二枚貝の貝殻のように、

カッチカチなのである!!

 

アノマロカリスが、これを噛み砕こうものなら、

その噛み砕く歯も無傷のままではいられないだろう。

 

数あるアノマロカリスの標本のなかで、

アノマロカリスの口にそのような傷は確認されておらず、

また、アノマロカリスの標本の胃の付近にも硬質なものを

食べたという事実も確認されていない。

そもそも三葉虫のような硬い殻を噛み砕くほどの能力がないという

研究も出されている。

 

果たして、エルラシアの化石に残る大きな傷跡は

何者かの捕食によるものなのか?

それともアノマロカリスをも凌ぐほどの捕食者

プレデターXの存在がいたのか!?

 

真相はまだまだ闇のベールに包まれているようだ。

 

 

 

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